体験談 / Emma

夫と話すときに言葉がでてこない!が解消された一つの気づき



前回の記事(こちらをクリック)に書いたように
夫に笑顔がないことに不安がなくなり
自分が家で笑えるようになって
一日中ずっと夫のことを気にして落ち込むことはなくなった

夫に関係の無い
自分の趣味や仕事
自分のやりたいことを心から楽しんで
毎日が充実していた

夫と挨拶やお互いの連絡事は普通に話せるようになっていた

けれど、いざ、それ以外の話をしようとすると
身体がこわばり
自然に話かけることが出来ずにいた

〝ご飯を食べにいきたい〟ということでさえ
言葉にすることができなかった

なんとか頑張って話かけても
夫の態度は今までと変わらなかった

変化のない状況に苛立ちを感じてる自分もいた

そして、

〝もう!どうしたら夫が変わるのか誰か教えて欲しい!〟
と何度も思った




夫に関わろうとすると感じる〝苛立つ気持ち〟を
Funスタコミュの仲間に何度も聞いてもらっていた

ある日、仲間と電話しているとき
帰ってきた夫に
『おかえり~』と声をかけた

それを聞いた仲間が
「いつものEmmaと違う」
と言った

いつもと違うって、どういうこと?

気になって聞くと
「無理してトーンを上げている感じ」
と言われた

「何で明るくするのがアカンの?」

私が明るく幸せそうにしていたら
仲良かった頃の夫に戻ると思っていた私は
何がいけないのか、わからなかった

仲間とのその時のやりとりが気になり
その後も、運転中などふとした時に
繰り返し考えていた




その日も同じように考えていると

急に胸がきゅーっとなって涙が出てきた


私寂しいんだ…

蓋をしていた自分の想いや感情が
頭の中に流れこんできた

私は、話しかけようとするたび
夫の冷たい態度とその時のつらさを
フラッシュバックのように思い出していたことに気づいた

本当は〝苦しい〟や〝寂しい〟があったのに
そんなことを感じてはダメだと知らんぷりしてた

だから、話かけられなかったんだ…

きっと
「行きたくない」と拒絶されるんじゃないかと
怖かったから

夫に拒絶されたら
自分の存在そのものを否定されたように感じてしまうから

夫に否定されることが怖くて
「食べに行こう」って言えなかったんだ



違う…

否定されることが現実にならないように

〝言わない〟選択が出来るように

『怖い』 という感情を自分で選んだんだ 

うっ…結局全部私やん!!


私は夫と仲良くしたいと思いながら
自分で『怖い』という感情を選んで話かけないようにしてたってこと?!

マジで?!

なにやってるんやろ…私

あ~もう、あほらしい…

こんな気持ち、いらなーーーーい!!!




そのことに気づいて私の中から少しずつ〝夫が怖い〟はなくなっていった

そして、いつの間にか自然に話しかけることが出来るようになっていた

「食べに行こう」と言えるようになり
さらに、夫から『行かない』と言われても
私を拒絶されたとは思わなくなり
〝つらい〟〝苦しい〟〝寂しい〟を感じることがなくなった

夫から話しかけてくれることも増え
時々だけど、私にむかって笑ってくれるようになった



夫婦関係が悪くなる前は、当たり前だと思っていたことばかり

ほんとは、それらが当たり前なことじゃなく
私にとって、とても大切で、とても幸せなことだったんだ!

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