はーい！ Emmaです(^^)
今回は『一年のキセキ』より
50代／女性 うりさん（仮名）
の投稿を続けてお届けしたいと思います
『今、微差が大差に変わり大きな変化が沢山ある』
と始まる、この記事をご覧になって
彼女の大きな変化を感じてみてください
2020年2月27日で１年を迎えた
今、微差が大差に変わり大きな変化が沢山ある
人の心はこれ程まで変わるのか？
そもそも出来事に囚われて
旦那さんの心は変わっていない事に
気づかなかっただけなのか？
などなどツラツラ書いてみたよぉ
2019年2月27日
朝、旦那さんに届いた１通のメールから始まった
この日の夜
私は怒り狂い手が付けられないほどに旦那さんを責め立てた
旦那さんは「ごめんなさい」と謝ってくれた
2019年3月6日
旦那さんを信じられずにスマホを覗く
そこには信じたくない愛の言葉がいっぱい
夜、また旦那さんを責め立ててしまう
私 「離婚したいって事？」
旦那さん「…。」
旦那さんは黙っていた
黙っている＝離婚したい
こう思い込んだ私は膝から力が抜けて崩れ落ち
嗚咽が止まらない程の号泣
〝人って究極な悲しみを感じた時にこんな風になるんだ〟
と思った
そんな私を見た旦那さんは
「俺、離婚したいって言ったか？」
「(相手とは)もう終わってるから」
と言った
今、思い出すと旦那さんの優しさだったんだな
泣き崩れている私を目の前にして
離婚したいと言わずにいてくれた
私は離婚したくない
だったらどうする？
必死でインターネットで検索した
そして、あるメルマガを見つけて登録をした
この日までの私は
自分だけがシンドイんだ
世の中みんなクソ食らえだ
全てしてもらって当たり前
何一つ感謝せず
捻くれて人の悪口を言い
テレビ番組を見ては愚痴を言い
人の不幸を鼻で笑い
ざまぁみろ！的な言葉を平気で発して
お前何様だ？と言いたくなるほどだった
家事も在宅ワークも何もかもしない毎日
する事と言えば
テレビを見ながらお菓子を食べて
お腹が満たされたらお昼寝の食っちゃ寝生活
夕食だけは〝作らなきゃ〟と買い物に行くが
自分の好きなメニューばかり
旦那さんが食べたいなとメールくれる物は
「それ高いから！」と平気で却下するくせに
自分には、ご褒美三昧
旦那さんが欲しい物は「お小遣いで買って！」と断り
自分と子供や孫の物は旦那さんに相談もせずポンポン散財
ただ一方で
〝こんな私は捨てられるかも？〟
と危機感もあった
病気（不安障害）の妻なんて捨てられる
更年期障害でいつも寝てばかりの妻なんて愛されない
家から出ないのでお風呂は10日に１度
髪はボサボサ
お化粧は皆無
寝てばかりいるので旦那さん帰宅時は部屋が真っ暗
旦那さんが頑張ってお仕事してくれる事に感謝もなかった為
暗い部屋からノボーっと起きてきて
「夕食ない！」とお弁当を買ってきてもらう始末
妻として母としての機能は0だった
洗濯物といえば自分のしたい時に洗濯をするので
「〇日に着るよ」と教えてくれなければスルー状態
「あれ今日着たかった」と言われると
責められたと思い逆ギレ
今、思い出すと目を覆いたくなる程の悪妻悪母だった
そのくせクレクレは健在していて
してもらえない事に対して怒り爆発、暴言の嵐
旦那さんは数年間、いや結婚時から17年間も
ずっとこんな私に愛を与えてくれていた
私がパートナーだったら逃げ出していると思う
3月
時折見せてくれる旦那さんの笑顔が嬉しくて
会話も少しだけ出来ていた
たまにお出かけにも誘ってくれていたが
日を追うごとにメールの返信がなくなった
この頃は寂しくて仕方がなかった
3月17日
ワーク開始
ワークを通して今まで旦那さんが与えてくれていた事に気づき
今まで私が旦那さんにしてしまった事に気づいて自責し
それでもまだ不倫への怒りもあって
毎日が苦しくて苦しくて仕方がなかった
4月
旦那さんがひとりで出かけるようになり
一緒に行きたいと頼んでも断られていた
徐々に挨拶と会話も無くなっていった
メールは既読のみ
無視、睨みつけ、横柄な態度etc…
19日に結婚指輪をしていない事に気づく
同じく19日、息子が詐欺にあい高額借金をした
4月23日
Pトレ（Pit inトレーニング）名古屋に初参加
テーマ「心のコントロール」
初Esperanza
〝え？エスペランサ？？？〟
勝手に妄想していたEsperanzaと全然違って驚きだった
ハグ時の包容力に凄いパワーを感じた
初さくら
〝この方がさくらなんだぁ…若いなぁ〟
LINE登録で1番最初にお世話になったメンバー
初ひまわり
〝ひまわり…ほ、ほ、細い！〟
そして底抜けの明るさとフレンドリーさに親近感がわいた
初はっぴぃ～
おっとりした雰囲気のはっぴぃ～に安心できた
Pトレの時間は本当に幸せな時間
どん底だったこの頃に初参加できて良かったなぁ
5月、6月
少しずつ挨拶と、ひと言ふた言の会話が出来る様になった
ただ、旦那さんが怖くて言いたい事が言えず
何も尋ねられずご機嫌を損ねない様にしていて苦しかった
私は依存から自立する事を決めて就活強化
引き続きワーク、Pトレに集中した
8月29日
Pトレの帰り
最寄駅で旦那さんと彼女に遭遇した
内心穏やかではなかったが
旦那さんから「会社の人」と説明があったので
何も知らないフリをして妻として振る舞った
この日もFunスタのみんなが支えてくれた
みんなの温かさがとっても嬉しかった
9月
就職先が決まり、毎日自分の事で精一杯だった
家事との両立が大変な事や
世の中との繋がりに戸惑いながら
「そういえば、外の世界はこんなだったなぁ」
と思い出せた
旦那さんとは挨拶や会話が増えてきて微差を感じられた
少しだけお出かけにも連れて行ってくれる様になったものの
相変わらずの旦那さんに嫌気がさし
旦那さんへの思いが薄れてきた事と
仕事のストレスでいっぱいいっぱいになった
Funスタオンラインコミュニティのみんなの投稿に癒されながら
何とか持ち堪えていた9月だった
10月
なかなか仕事に慣れずストレスマックス
〝もうどうなってもいい〟
消えてなくなりたい衝動にかられる度に
娘と息子からメールが届いた
〝死ぬタイミングは今じゃ無いんだなぁ〟
と我に帰ることが出来たのが10月初旬
この時期に娘から別居したと連絡があった
「ママ、お互いゆっくり考えよ」娘は強い
娘と息子の存在に助けられた
10月11日
突然、旦那さんからの謝罪
「今までごめんね」
旦那さんから不倫を続けていた事や
不倫が終わった事を話してもらいました
10月28日
彼女と会う
旦那さん、私、彼女の彼、彼女の4人で会食
ひょんな事から会う事になり
彼女からも謝罪があった
1度お会いしていたし
存在はずっと知っていたので緊張もなく
怒りも無かった
2時間ほどいろいろお話しをして、帰りに彼女に声をかけた
「〇〇ちゃん。自分を責めないでね」
「〇〇ちゃんは悪くない。誰も悪くない」
「旦那さんの心の拠り所になってくれて本当にありがとう」
小さく怯えてる彼女を見ていたら
「ハグしていい？」と声をかけて
ぎゅっと彼女を抱きしめた
11月
毎日が夢の様で幸せいっぱい
いろいろな事が当たり前になっていた事に
ひとつずつ気づけたのもワークのおかげ
旦那さんとの時間を最優先して幸せをいっぱい感じた
この頃から仕事がいっぱいいっぱい
自分では、もう少し出来ると思っていた事が
全然出来ずに精神的に参ってしまった
旦那さんに相談し退職することを決めた
12月
旦那さんと彼女が連絡を取り合っている事に気づく
ここからまたギクシャクが始まった
旦那さんの思いを汲んで
幸せをいっぱい感じたいのに出来ない
クレクレが出てきてしまって苦しかった
私の思いもなかなか伝わらなくて
旦那さんとの距離が少し離れた様に感じていた
不倫関係は終わったものの
相変わらず相手と連絡を取る毎日
この件についても何度も話し合い、気持ちを伝えていた
そして私は年末で退職した
娘ほど歳の離れた先輩達が第二のお母さんと慕ってくれる
「うりさんLINEアド交換しよう」
「うりさんとはこれからもずっと繋がってる気がする」
と言ってくれて、今も時々連絡をくれる可愛い子達
この子達と出会えて本当によかった
2020年1月
相変わらず切り替えられず毎日苦しかった
家事も在宅ワークもほとんどせず毎日ずっと考えていた
モヤモヤが晴れない
何をすれば、どう進めば良いのかがわからなくなっていた
笑顔もある会話もある
ただ…
旦那さんとは距離を感じたまま
自分が幸せを感じる
自分がしたいことをして満たされる
全然出来なくて苦しかった
そして…2月
ワークもPトレも止まっている
引き続きモヤモヤばかりで苦しくて
旦那さんは、こんな私を見て
夫婦関係改善の為に色んな事をいっぱいしてくれる
ここに気づけた日から少しずつ復活できた
旦那さんとは兎に角いっぱいお話をした
私は海外ドラマ「This is us」が大好き
このドラマの様な夫婦関係に憧れている
愛し愛されながら、お互いが伝えたい事を
伝えあい受け入れ受け入れられ
それぞれが自分をしっかりもっている
とっても素敵な夫婦と家族
私、もう我慢するの辞める
もっと自分を大切にしたい
旦那さんの思いを聞きたい
私の思いを聞いてもらいたい
このドラマから沢山の事を学んでいる
そして息子を見ていたら自信が湧いてきた
私は娘と息子を立派に育ててきたじゃん
2人とも優しくて思いやりのある
素晴らしい大人に育ってくれた
この子たちを育てたのはこの私さ
2月27日
この日が来るのが怖かった
自分がどうかなってしまわないかと妄想した
いざ迎えてみたらなんて事なかった
何も起こらなかった
むしろこの1年間で自分がいっぱい
頑張ってきた事に自信がついている
と思ったらまたひとつ軽くなった
〝この一年、本当に良く頑張ったなぁ〟
今まで人生でこれほど頑張った事が無かった
いっぱい泣いて、いっぱい笑って
私の人生、捨てたもんじゃない
苦しい中でもずっと私を支えてくれた嬉しい事が、ひとつだけある
どんなに無視をしていても
どんなに会話が無くても
旦那さんが毎日同じお布団で一緒に寝てくれた事
旦那さんにも聞いてみたが
「なんでだろうね？(笑)」
との事
今、心から思う
この出来事があったからこそ今の夫婦関係になれた
この出来事があったからこそ人の思いに気づける私になれた
この出来事があったからこそ新しいステージで
ありたい自分になるチャンスをもらえた
全て偶然じゃなく必然だったんだと思う
私には辛い時に思い出す言葉がある
1985年の日航機墜落事故
機長さんの言葉「ど～んといこうや」
乗客乗員の為に最後まで諦めず
何とかしようとされた機長さんの言葉
この言葉を思い出すと、また前を向ける
まだまだ道半ば
これからも自分が自分に「おし！」
と太鼓判が押せるまでココで学んでいこうと思う
♬し～んぱ～い ないさ～～～♬
ーーーーー追記ーーーーー
2020年4月12日
旦那さん自ら相手と連絡をとっていたアプリを
私の目の前で削除してくれました
「うりちゃんはヨリが戻るのを心配しているんだと思っていたから、
友達感覚でメールが届くからお返事をしていただけだったけど、
そういう事じゃないんだよね。
うりちゃんの気持ちに気づいてあげられなくてごめんね」
改めて思った
幸せアンテナでいっぱいのありがとうを見つけて
自分のあり方を見つけながら自分と向き合い
毎日を心地いいを感じて笑顔で過ごす
「自分の幸せに含む」
今やっと、ちょっぴりわかってきたところです
いかがでしたか～？
うりさんが少しずつ微差を積み重ねてきた1年
大きな変化になって〝今〟に続いてるんですね～(^^)
〝この出来事があったからこそ〟
〝全て偶然じゃなく必然だったんだ〟
うりさんの想いがとても素敵だと私は感じています
次回は、うりさんのこの記事から一年後のキセキをお送りします～
お楽しみに～！
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