体験談 / LEA

初めて娘が「学校行きたくない」と言った日のこと

「今日、学校行きたくない」

 

ついに来た、、、

 

体調が悪い?

学校が楽しくないのかも?

それとも、愛情不足?

 

入学して数ヶ月やのに、、、

でも、いつも「学校嫌だ」って言ってたな、、、

これを機に不登校になったら、、、

 

あれやこれやの不安が私の頭の中を駆け巡る

 

 

やっとのことで声をしぼり出す

「なんで…?」

 

次女は首を傾げながら

「うーん?! 何となく、、、」

 

えっ?!

 

体がしんどいとか、

勉強が分からないとか、

先生が嫌だとか、

何か原因あるんちゃうの〜?!

「あ、あ、そう、、、」

戸惑った返事しか出来なかった

 

「う〜ん」と唸りながら

頭の中でひとりごとが炸裂する

 

休ませる?

サボりってことやんね?!

 

で、どうする?

どうするよ?!

 

今日がサボり癖のきっかけになったら、、、?

 

ええーーーっっ!

やだ、やだ、、、

 

サボり魔から不登校になったら心配やん?!

 

ん?なんか違和感、、、

 

はて?

不登校の何が心配??

 

う〜ん、、、

心配の種はよくわからないかも?!

 

じゃあ、なんで

「休んでいいよ〜」ってOKできないの?!

 

なんでかな〜?と考えながら

私、どう答えたっけ?と記憶をたどる

 

「なんで?」って言ったな

 

えっ?

 

もしかして私、、、

原因探ししてる??

 

学校を休むなら明確な理由や原因が必要って思ってるから原因を探そうとした?!

 

原因は説明出来なくても、

もし、次女が勇気を出して言ったとしたら?!

 

もし、この「行きたくない」が次女の心の叫びだったら?!

 

もし、そうだったら、

私はこの子の“安全ゾーン”でありたいな

 

あれ?

安全ゾーンである前に

そもそも、、、、、、

 

普段、

学校は行った方がいいけど

行かなくても大丈夫って言ってるのに

2つ返事で「いいよ〜」って言えてないやん

 

ちょっと待てよ、、、

 

もしや、、、

OKとかの前に

私、受け止めてないやん?!

 

ありゃりゃ

やっちゃったな、、、

 

あ〜ごめんやなぁ、、、

 

私の思いや不安は抱えつつも

まずは受け止めてみよっかな?!

 

 

数十秒間の頭の中のひとりごとに決着をつけて

次女と同じ目線の高さで話しかける

 

「ごめん、ごめん!今日 “は” 学校休みたいのね」

 

『今日“は”』を強調しながらも受け止めてみる

 

 

あれれ?!

次女の反応より先に私の気分が急に変わった気がした

 

受け止めてみたら不安ではなく

楽しんでみることが出来そうな気分になったかも?!

 

「初めてのサボりday!!」

 

記念日に見立てて

面白がっている自分がいた

 

次女と二人で、サボりの間に何するのか

ワイワイ言いながら決めていると

ドン!ドン!ドン!

と足音を荒らげて長女が横切る

 

アハハ

“さては拗ねてるな”と思い

「長女もサボる?」と声をかけてた

 

あれ?!不思議〜

 

サボりへの不安がなくなってる〜

むしろ、サボりを煽ってるし〜

 

そんな自分にびっくりしてたら

次女が耳打ちしてきた

「お姉ちゃん拗ねてるから学校行くわ」

「サボってズルいって言われたくないし」

 

え〜?!

サボらせる気満々やったのに〜

楽しい事いっぱいしようと思ったのに〜

残念、、、

 

次女は甘えたかったんかもな?!

体調がいまいちなんかもな?!

 

ま、なにか知らんけど

次女なりの理由があったんやろな

だけど

受け止めてもらったから、満足したのかもな?!

 

棚ぼたで得たことは

受け止めてみたら

自分の感覚や意識も変わること

 

それにびっくり!!

 

 

「いつでも休んでいいよ」

そう言ってもらえる安心を娘たちの中で感じてくれてたらいいな (*´ω`*)

 

学校に行っても、行かなくても

娘が安心して笑えてたら

それでいいや

 

投稿者プロフィール

LEA
LEA
夫の不倫、別居、離婚調停をきっかけにFunスタコミュに参加。Funスタコミュのおかげで自分と向き合うことを知り、人との関わりを学び中。現在は別居も解消し、夫、小学生の姉妹とドタバタと過ぎてしまう毎日を楽しく特別な1日を積み重ねながら過ごしています。

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