
5年のキセキ ~プロローグ~
やっと、《受け取る覚悟》ができた
確かに進んでいる
進化している
そう感じられる
ここに来ていなければ
自分の正しさで
自分も他人も責め続けていたかもしれない
誰かや何かの “せい” にし続けていたかもしれない
心の底から笑える自分を忘れていたかもしれない
《今ここにいられること》に感謝して
綴ろうと思う
5年のキセキ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
2018年5月
その頃の私はボロボロだった
キッカケはやっぱり夫婦問題だった
でも最初は夫の不倫ではなかった
夫と私が同じ職場に勤めるようになって2年
私の無責任な行動が決定的な亀裂となり
一つ屋根の下に暮らしていながら
家では目も合わせない日々になっていた
覚悟を決めて話し合いをしようとしてもお酒抜きでは話せず
最終的には罵りあいになって翌日自己嫌悪に陥り
お互い無視に戻る、という悪循環を繰り返していた
私が何を言っても言い訳だと言われ
「壊れたものは元には戻らない」

と言われた
どうしていいかわからず
状況を変えたいと
検索を重ねていた私は
無料メルマガにたどり着いた
その言葉は、どんな本より、どんなサイトより
私の心の奥深くに届いた
藁をもすがる思いで講座を購入し、ワークを始めた
その頃の私は真性の “どМ” だった(笑)
何をしていても、自分のしたことに対する後悔の念から逃れられず
夫に言われたセリフ…特に
“聞きたくなかったセリフ” を何度も脳内再生して
それが夫の本心だと無意識に刷り込み、自分を傷つけていた
同じ頃、夫は夫でもがいていた
でも、自分のことで手一杯だった私には
夫の言葉の奥にある想いや感情の動きに目を向ける余裕はなかった

目も合わせないのに同じ空間で寝起きする家は息苦しい
私は仲良くしたいのに夫にはその意思がない、優しさがない
そもそも私にはその価値がないんだ
そんな思考でぐるぐるしていた
距離を置いて頭を冷やそうとする夫と
無理やりにでも距離を縮めてコミュニケーションを図ろうとする私
私と顔を合わせたくない
家に帰りたくない、と
次第に夫はネットカフェに泊まる日が増えていった
その頻度が増え、態度がどんどん冷たくなり。。。
何かがおかしい、と思っていたある日
深夜に帰宅し、寝落ちした夫の手に握られていたスマホの画面が
私の目に飛び込んできた
LINEのやりとりだった

女「楽しかったです♡おやすみなさい」
夫「どきどきしました。おやすみなさい」
足元も景色も、全てが崩れていく感覚がした
心臓が鷲掴みされた感覚になりながら
恐る恐るスクロールすると
その日も、その前の日も
仕事終わりに
自宅最寄り駅のシティホテルで
彼女と落ち合っていたことがわかった
それだけでも十分ショックだったのだけど
一番ショックだったのは
相手が同じ職場の上司だったことだった
仕事上、毎日近くで顔を合わせていたし
もともと3人で飲むこともあれば
私と2人で飲みに行ったりもする間柄だった
2人の関係は、私がワークを始めた直後から始まっていた
言われてみれば…確かに、思い当たることはたくさんあった
夫の言動はもちろんのこと
彼女の言動に違和感を感じたこともあった
でも、“そんなはずはない” と目を伏せていたのだ
その時、私の気持ちは分裂した

『夫婦関係修復を目指し、反省し
ワークを続けて
自分を変えようと努力する自分』と
『自分責めを相手責めに変え
慰謝料をもらって夫と決別し
新たな人生へ向かおうとする自分』と
どちらも自分であり
どちらも本心ではない
そんな感じで行ったり来たりしていた
ワークに取り組んでいる時は
客観的に考えられている気がした
まず自分が変わらなければ
変わりたい
その想いも確かに私の中にあった
けれど現実に戻ると
夫のスマホのロックを解除して証拠を探し
毎日GPSを確認しては帰宅時間を日記につけていた
どこかでわかってはいた
自分 “だけ” の幸せのために
怒り、恨み、嫉妬、そんな感情をもとに行動しても
結局自分の思う “幸せ” は得られないと
それでも、私の二人に対する怒りはどんどんふくらんだ
平常心を装いながら仕事上の会話を頻繁に交わすたび
脳裏に二人のLINEの会話がちらついた
私がこんなに苦しんでいるのに
自分達は何も悪いことをしていないかのように
お互いに家庭があることなど忘れているかのように
ただの恋人同士のようにふるまっている
会社では何事もないふりをしているけど
二人きりになると社内でハグしたりキスしたりしている
そんなLINEを見つけて落ち込んだりもした
事実と妄想が入り乱れて、私の怒りの矛先のほとんどが
上司でもあった彼女に向かった
そんな日々を終わらせたい一心で
探偵を雇って調査書を手に入れた
行政書士に依頼して示談書も作成した
そして、ある日ついにそれらを彼女につきつけた
だけどその一連の行動の全ては
当然のごとく
夫からの敵意となって私に返ってきた

夫の無視はエスカレートし
「敵なんだったら敵として扱う」
「容赦はしない」というLINEが来た
私が望む未来は何だったのか
どこへ向かいたいのか
自分がどうしたいのか
さらに暗闇の奥深くに迷い込んだ私に
その無料メルマガから一通のメールが届いた
「かなりレアなご案内です(^^)」
そのメールには
【「自分が気付いていない自分に気付く」ということを”体感してもらう”セミナー】
の案内が書かれていた
どこまで続くかわからない真っ暗なトンネルを歩いている感覚だった私にとって
この案内文は
暗闇から脱出するための一筋の光のように感じた

無事申し込みを終え、ドキドキしながら当日を待った
その間も、ワークは欠かさずやった
でも、どこか自分自身ではないような感覚もやっぱりあった
そんな中、ついにその日が来た
2018年11月3日、セミナーの日
私がEsperanzaと出会った日
この日が、私にとって大きな大きな転機となった
(続く)
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